車椅子デビューしたものの行けなくなった店もあり

車椅子デビューしたものの行けなくなった店もあり

母が、最近やっと車椅子デビューしました。車椅子は介護用品のイメージが強く、使いたくないと言っていたのです。「でも、車椅子なら、どこへでも行けるよ!」という父の言葉でやっとその気になってくれました。

買い物に行く時は、車椅子を私が押して回ります。スーパーで車椅子を借りたこともあったのですが、これからは自分の車椅子を気兼ねなく使えます。母は、不自由な足では行けなかったお店に、これからはどんどん行きたいと話してくれました。

地場野菜を扱う小さな販売所では、バリアフリー化はされていませんでした。がっかりした母を勇気づけようと喫茶店に誘うと、そこもだめでした。都会では普通のように取り入れられていることも、田舎ではまだまだなのだと感じました。エスカレーターしか使えないデパートには、父も驚いていました。

私達家族は、あまりサポートの手を借りたくありません。でも、介護・福祉とは、手を借りなければいけない状態なのだと、意識を変えました。車椅子を車から降ろすだけで、隣の車の運転手は迷惑そうな顔を向けます。初めはものすごく心が折れそうでしたが、最近は開き直りました。私達家族がめげてしまったら、母は外出できなくなってしまいます。

今回、車椅子を購入し、若くして介護の認定を受ける方の心の痛みを感じたような気がしました。でも、これが我が家の新しいスタイルです。車椅子の扱いに少しずつ慣れ、行動範囲を広げられるように頑張っていきます!