恐るべしやけど虫

恐るべしやけど虫

先日実家の母から1枚の写真が送られてきました。首元に大きくやけどをしたような跡があり、原因がわからずどんどん広がってきたので皮膚科に行ったということでした。
皮膚科の先生が診てすぐに「これはやけど虫だね」と判断し、母も意外な診断に驚いたようです。
やけど虫とは、正式名はアオバアリガタハネカクシと言い、体長6-7mmの小さな虫です。水田などの湿地に生息し、皮膚に接触した際に慌てて手で払ってしまうと毒液を出します。毒液により最初は痒かった部位が次第にチクチクし、やけどのような跡がどんどん広がっていくようです。
心当たりがないと思っていた母ですが、症状が悪化する数日前、就寝中に首元が気になり掻いてしまったそうで、その時は全く痛みもかゆみもなく、翌朝からかゆみがでたということでした。
実家の近くには水田はありませんし、一階の寝室までどこに生息していてどうやって侵入したかはわかりません。
それからしばらく寝ることが怖くなったそうです。
というのも、皮膚科の先生に「これはしみになるからね」と言われたそうで、60代の母なのでもう隠す必要もないかもしれませんが、これが若い子供や女性の肌だったり、もしくは顔だった場合、諦めようにも諦めきれないことです。
農家の友人は小さい頃に被害にあったこともあり、よく知っているということでしたが、私は初めてやけど虫の存在を知りました。
小さい子供がいるので、近くに水田に遊びに行ったりしていますが、気が気じゃなくなりました。
対処法は手で払いのけないこと、ティッシュなどでそっと取り払い、体液が付着してしまった部分はすぐに水で洗い流すこと、患部に症状が出たらすみやかに皮膚科へ行くことです。
下手に家にある薬を使ってしまうと、体液が広がり余計に幹部が拡大し悪化してしまうそうです。
一寸の虫にも五分の魂という言葉がありますが、たかが虫とはあなどれません。
恐るべし虫です。